コラム
2016年10月22日
雨の日に着物でお出かけ。傘は、何センチくらいがいいの?
着物を着用している場合、普通の傘では雨から着物を守ることが出来ません。では何センチくらいの幅がある傘を使用したらいいのでしょうか。
通常折りたたみ傘は、折りたたんだ時が20㎝程度、そして傘を開くと90㎝程度です。また通常の婦人傘は、長さが80㎝、傘を開いた直径は100㎝くらいになります。普段の洋服ならこのサイズで問題ありませんが、着物の時は、帯もあるのでそのカバーを考えなくてはいけません。また足元も濡らしたくないので、雨がしっかりよけれるものでなくてはいけません。その時におすすめな傘が和傘なのです。蛇の目の和傘では、長さが90センチ程度で、傘を開くと直径が110㎝にもなり、骨が折れにくい24本骨になっているものもあるのです。これだけ大きく丈夫であれば、多少の風雨のある天気でも、雨から着物を守ることが出来ます。ただし大きいことに比例して、少し重たいというのが難点です。
このほかに、傘の形が透明でドーム状になっており、体の上半身を大きくカバーできるものもあるのです。そのために雨の日の着物のお出かけのためには、傘の形、大きさも含めた傘選びが需要なポイントになります。