コラム
2017年2月14日
自分に似合う、袴と着物の色合わせ
袴と着物は全く違うタイプのような形なので、色合わせは難しいと感じてしまいませんか。しかし、袴と着物の色合わせは思っているよりも簡単です。ポイントとして、洋装の時のコーディネートの色合いを思いだしながら選ぶとわかりやすいでしょう。
袴と着物を同系色で選ぶ場合は、色合わせでスッキリとします。クールでお洒落な印象にもなります。その場合、色の濃い薄いなどのグラデーションでメリハリをつけるのがコツです。薄いブルーの着物に濃い紺色の袴、ラベンダー色の着物に濃い紫の着物など、モダンで都会的な袴姿になるでしょう。
反対に赤と緑、紺と黄色など対象色となる色の色合わせで組み合わせると、古典的なお嬢様風な印象になります。その際着物の柄のどこかに一色でも、袴と同じ色をいれると、バランスの良い上品な印象になります。色のトーンでいえば、薄い色どうしで合わせるととても控えめで上品な印象に、その際に着物の柄を大きめに華やかにするとお洒落です。また反対に、濃い色どうしの組み合わせで、柄を小さめに揃えるととても大人っぽい印象になります。
単に色の組み合わせだけでなく、色のトーン、着物の柄の雰囲気や大きさなどもトータルに考えるとお洒落に決まります。