コラム
2016年10月1日
振袖や袴着用時の所作について
現代では和装をする人も少なくなっていますので、和装について知る機会も着る機会もあまりなく、例えば成人式や卒業式等のお祝い事に振袖や袴を初めて着る方も多いのではないでしょうか。その際に和装の所作について知っていると、見る人を魅了することが出来るとも言われています。和装の所作についての正しい知識を身に付けてみませんか?
まず、和装の時というのは立ち方が重要になってきます。普段でも猫背でなく背筋をしっかりと伸ばして立っている人というのは格好の良いものです。和装の場合にも当てはまります。頭の上から糸で吊るされているイメージが良いと思います。肩肘を張らずになるべくリラックスした体制を心がけましょう。
次に歩き方ですが、大股で歩くのではなく、とにかく歩幅を足一つ分目安にして足を真っすぐに出すようにして歩くのが、良い歩き方です。このような歩き方をしていると、和装が一層際立って見えるようになります。普段から意識して歩いておくのが良いでしょう。和装をする前からイメージトレーニングをしておくことが大切です。
そして、手を動かすときですが、和装というのはとにかく袖が長いので、手を動かすときには片方の手で袖口を押さえて何かに引っかからないようにすると美しい所作にも繋がりますのでおすすめです。色々な所作を覚えて着物美人を目指してみてくださいね。