コラム
2016年10月5日
着物の肌着の正しい着方
着物を着る時に肌着を着る際に、肌着が見えないようにするのが基本になります。肌着が見えてしまうようなことがあれば、せっかく着物で着飾った晴れ舞台が台無しになりかねません。なので、着物の肌着の正しい着方を知っておきましょう。肌着は着物をキレイに着こなすのにとても重要だと言っても過言ではありません。
まず上半身用のインナーについては、ガーゼ肌着という薄いガーゼ生地で作られているものがおすすめです。ガーゼ肌着は、汗を吸収しやすく着物を汗から守ってくれるので、着物に汗の匂いが移ることを気にしなくて済むのです。また肌の弱い方にもおすすすめできます。次に、下半身用のインナーついては、裾除け・蹴出しという下半身用のインナーを着ていくのが良いでしょう。裾除け・蹴出しというのは、吸湿素材の絹でできていることが多く、とても薄いので着物の下でゴワゴワしたり等の不快な思いをすることはほぼないでしょう。
また裾除け・蹴出しを穿いていることで歩きにくくなったりすることはありません。裾除け・蹴出しだけでは寒いという方もおられるでしょう。その際は、裾除け・蹴出しの上に防寒用レギンスを穿いておくと寒さも和らぎますので是非お試しください。