コラム
2016年10月15日
着物の肌着について
着物への慣れや動き方などで着け方も変わるのが下着になります。和装ブラはバストのボリュームダウンを目的としています。何故かと言うと、着物は体の凹凸をできるだけ少ない方が美しく着こなせるからです。
また、肌着には裾除けとセットのセパレートタイプとワンピースタイプがあります。ワンピースタイプはスリップと似ているので違和感なく着ることができます。逆に着物に慣れた方が好むのがセパレートタイプです。
・肌襦袢:ガーゼ肌着とも呼ばれるもので、夏の暑い時期には肌襦袢で汗を吸って着物に汗を浸透させないために、冬は暖かい防寒着として活躍します。
・裾除け:着る人の好みで形状が選べます。よく動く人や裾さばきを良くしたい人にはステテコ型などもお勧めです。
・長襦袢:足さばきを良くして、着物の汚れを軽減する役割もありますが、長襦袢で着物を着ると言われるほど長襦袢は重要です。
襦袢も肌着同様、ワンピースタイプの長襦袢とセパレートタイプの二部式襦袢があります。ワンピースタイプは、簡単に着ることができるので、着物初心者の方でさっと着付けたい方に向いています。
最近では、素敵な柄の襦袢がたくさんあります。着物の袖や裾からチラっと見えた時の柄が素敵だと大変おしゃれになりますので、こだわりたい方にはおすすめです。