コラム
2016年11月19日
卒業式当日の着付けは、時間はどれぐらい掛かるの?
袴の着付けは、だいたい20~30分くらいと考えておくとよいでしょう。ヘアやメイクをお店でしてもらう予定の方は、着付けの前にヘアやメイクを済ませることになると思いますので、ヘアやメイクにどのくらい時間がかかるのかをあらかじめ確認しておくことが必要です。袴の着付けをスムーズにしてもらうために、当日の着付けの流れを確認しておきましょう。
まず、上着などを脱いだら、裾よけや肌襦袢、持っている方は和装ブラジャーを付けます。草履の方は足袋と、お持ちであれば和装ストッキングを履きます。次に胸やウエストに補正を入れます。着物の時よりは少なく補正を入れます。続いて長襦袢、着物を着付けます。裾よけ、長襦袢、着物は、普通の着物よりも丈を短く着付けます。短くした分はウエストなどの補正になるので、初めに入れる補正は少な目で大丈夫です。それから帯を巻きます。草履かブーツかによって袴丈を見ながら帯を巻く位置を決めていきます。そして最後に袴の着付けという流れになります。
最初にヘアやメイクをすることが多いので、上着は必ず前開きのものにしてください。上着を脱いだらすぐに着付けが始められるように、お手洗いは済ませておいてくださいね。下着類はお家で支度をしてきましょう。ブラジャーはつけないか、ノンワイヤーのもの、あるいはスポーツ用のものなどを付けておきましょう。また、インナーを着る場合は衿ぐりの開いているものを選びましょう。袖丈は七分より短いものにするか、長い場合は折り返しておくのが良いでしょう。草履の方はスパッツやタイツは色にも気を付けましょう。肌色の場合はトレンカやくるぶし丈でもOKです。黒などの濃い色の場合はふくらはぎよりも下に来ないように気を付けると良いでしょう。