コラム
2016年11月20日
肌着や防寒対策をして卒業式袴を快適に♪
卒業式の頃は、季節は春といってもまだまだ寒い日も多い時期です。肌着やインナーで防寒対策を工夫して、袴での卒業式を快適に過ごしましょう。
上半身は、肌襦袢、長襦袢、着物と3枚は重ねて着ますが、寒そうだなと思う場合はインナーを着ても大丈夫です。袴の時の着物の着付けでは、衿をあまり抜きませんが、インナーは前も後も衿ぐりが大き目に開いたものを選ぶようにしましょう。袖丈はどの長さでも大丈夫ですが、袖口から見えてしまうと可愛くないので、七分丈より短いものにするか、長い場合は折り返しておきましょう。卒業式に着る袴はスカート状になっています。膝あたりまでは肌襦袢や長襦袢、着物がありますが、足元は意外と寒いものです。ですので、スパッツやタイツなどで防寒対策をしましょう。
草履を履く場合は、足袋と袴の裾の間に素足が見えないように着付けをします。歩いたり、階段を上ったりすると素足がちょっと見えてしまうことがあります。ブーツの方は、スパッツ、タイツ、ストッキング、靴下などブーツの色や丈に合わせて何を履くか選びましょう。サポートタイプ(着圧タイプ)はお手洗いの際にもたつくのでおススメしません。