2016年12月11日

お洒落は襟元から！伊達衿（重ね衿）について

卒業式に備えてネットレンタルした袴のセット内容を見た際、伊達衿というあまり聞き覚えのないものがラインナップされていると思うことでしょう。普段和服に触れていないとなかなかどんなものかわからないアイテムかもしれません。伊達衿とは伊達眼鏡と同じような意味合いのもので、端的に言ってしまうと見せかけの衿です。衿という名前ですが実物は長方形の細長い布で、それを本来のお着物の衿に沿って重ねてあげるとあたかも二枚お着物を来ているようにみせることができます。

伊達衿を付けることは必須ではありませんが、伊達衿があることによって胸元を華やかに彩ることができます。お色によっては顔周りも明るくなりますので写真写りも良くなることでしょう。また、伊達衿は重ねて付けるということから、喜びがたくさん重なるようにといった意味合いもあります。晴れ舞台である卒業式には適しているものだといえますね。

伊達衿は袴と同じ色を使ってあげると上品なまとまりが出ますが、それ以外にも明るい色目を加えてあげてもまた個性的になります。セルフィットではスタッフが最適な組み合わせをセレクトさせていだきますが、もし指定を希望される場合には大阪・京都店にお問い合わせの上ご来店下さい。伊達衿とは卒業式の袴をよりおしゃれに着こなすために大切な存在といえるでしょう。