2017年1月14日

卒業式で着るにはスーツ？それとも袴？

卒業式といえば、袴姿が容易にイメージできますが、袴でなくてはいけないという理由はありません。好みや機能性を考慮してスーツを選ぶことも出来ます。女学校の制服として袴を着るようになったのは、明治時代からだといわれます。少しずつ女性が社会進出するようになったころで、それまでの着物では動きにくいということから袴が着用されるようになりました。また学校の制服としても袴が使用されることもあったことから、卒業式と袴が連想され、今や卒業式の定番となったといえます。

しかし、袴を用意するとなると費用がかかるという現実もあります。また袴は卒業式だけしか着ることができないけれど、スーツにするとその後も着用できるという理由から、卒業式にスーツを選択する女子も少なくありません。この場合のスーツとは、フォーマル用、もしくは卒業式用のものがいいですね。卒業式というのはみんなの門出を祝う華やかな場ですから、リクルートスーツのようなものではなく、少し上質なものを選ぶといいですね。また学業を終了し、卒業するという格式ある式なので、黒や紺色が無難です。その場合は、中に着るブラウスなどで少し華やかさを演出するといいでしょう。

スーツでも袴でも卒業式の参加には問題ありません。そのため自分の好みで選ぶことが大切です。