コラム
2017年1月20日
卒業式の袴をブーツで決めるテク
3月の卒業式時期になると、駅や街中で袴姿の女子を多く見かけます。袴姿が卒業スタイルの定番になってきたようですね。袴姿のポイントは色々ありますが、履物も見逃せません。何といっても「ブーツ」は、袴姿の時に使えるアイテム。スタイリッシュで可愛らしいですよね。袴姿に合わせるブーツ、どこに気を付けたら良いのでしょうか?
洋装の時と違い、袴姿のブーツは一部しか見えません。とは言っても、ロングブーツでは脱ぎ履きしにくいので、ショートタイプが一般的です。素肌が見えないように、筒丈15~20cm前後が良いでしょう。編みあげなら、穴8~9個となります。ヒールの高さは5~7㎝位で、疲れにくい少し太めのヒールが式典には向いています。
手持ちのブーツでも良いですが、足首が締まったタイプを選んで下さい。ムートンブーツやエンジニアブーツ等は、袴には似合いません。また、素材も革(合皮でも可)でないと、カジュアルな印象が強すぎるので、卒業式のような厳粛な場所には不向きですから注意しましょう。
ブーツと袴のバランスが重要です。ブーツを履く場合は、袴は草履の時よりも裾線が上になるように、くるぶしよりも2~3㎝上になるように着付けをします。袴が長い場合は、前腰幅紐の部分を折ったりして調整しますが、それにも限界はありますから、袴を選ぶ際に「草履」か「ブーツ」を決めてから、袴の長さを選ぶようにすると上手くいきますよ。