2017年2月6日

卒業式に着る袴スタイルに合う帯選び

袴にはどんな帯を合わせれば良いの？振袖のときの飾り結びのような主張がない分、あまり目立たない印象がありますよね。でも、少ししか見えないからこそ、実は大事なところ。その人のセンスがキラリと光る、コーディネートの中で大切なポイントとなる部分でもあるんです。

一般的に袴を着るときは、半幅帯という浴衣の時などに結ぶ帯を使います。実際着たときには、着物と袴の間に１～２cmくらいの幅だけが見える形です。色などに特に決まりはありませんが、着物と同系色を選ぶと、帯が着物と袴を上手に繋いでくれ上品に馴染む印象に、反対色を選ぶと、帯がアクセントとなりメリハリある印象になります。また、帯や小物を選ぶときは、着物の柄から一色取って選ぶと、全体にまとまりがあって綺麗に見えると言われていますよ。オススメは、例えばお花の柄から取るなら、一番目を引いてほしいお花の色を選ぶこと。帯をその色に合わせることによって、不思議とお互いの存在を引き立ててくれるんです。

最近では、ストライプなど柄のある帯を使うコーディネートも見られるようになりましたね。周りと差を付けたい、個性を演出したい方にはそんな少し冒険した着こなしもオススメです。

さりげないお洒落を楽しむ帯選び、あなたは何色を選びますか？あなたにピッタリの帯を見つけてくださいね。