コラム
2017年2月19日
袴の時に活躍する防寒アイテムとは?
袴のときの防寒アイテムってどんなものが良いのでしょうか?上半身の防寒アイテムは、基本的にお振袖を着るときと同じで大丈夫です。後ろの襟ぐりや、前の襟もと、それから、袖口から見えないようなものであれば、ご自分の着やすいものや普段着慣れているもので大丈夫ですが、ひとつ、注意が必要なものがあります。貼るタイプのカイロのようなものです。袴などの着物は、熱くなったからといって、すぐに脱いだり、カイロを外したりすることができません。特に肌に近い部分にカイロを貼っていると、自分でも気づかないうちにやけどをしてしまうという可能性も考えておかなければなりません。ですので、防寒対策はインナーだけで調節するようにした方が良いですね。
卒業式に着る袴はスカート状になっているので、足元は意外と寒いものです。ブーツの方は、スパッツ、タイツ、ストッキング、などブーツの色や丈に合わせて何を履くか選びましょう。ただし、サポートタイプ(着圧タイプ)はお手洗いの際にもたつくのでおススメしません。そのほかに厚めの靴下を履いたりするのも良いですね。
草履を履く場合は、足袋と袴の裾の間に素足が見えないように着付けをしますが、歩いたり、階段を上ったりすると素足がちょっと見えてしまうことがあります。そのときにインナーなどが見えてしまうとあまりかわいくありません。ですので、長めのレギンスなどを着用するときには肌色や白っぽい色の方がいいですね。2016年11月20日のコラムも防寒対策について書いてありますので、こちらもご覧ください。