コラム
2017年2月24日
卒業式の袴が映えるブーツ選び
“おしゃれに敏感な方はよくご存じだと思いますが、「おしゃれは足元から」と言われています。これはお洋服に限ったことではなく、お着物や袴など和服のスタイルにも当てはまることなのです。
和装というと、足元は足袋を履いて草履、または、浴衣などでは素足に下駄というスタイルが一般的ですね。女性が卒業式に着用する袴も、足袋に草履というスタイルで大丈夫です。ところが、女性の袴スタイルが他の和装スタイルと異なることがあります。それは、「ブーツ」も合わせられるということです。ブーツというと、洋服に合わせる靴なので、ふつうのお着物を着るときには合わせません。袴ならではの「おしゃれ」ということになります。袴に草履でも、清楚でとてもかわいらしい印象になりますが、足元をブーツにすると、そこにさらにモダンさや軽やかで女学生らしいという印象が加わって、かわいらしさがアップしますね。
じゃあ、どんなものを選んだらいいの?という方もいらっしゃるかもしれません。一般的には、お色については、ブラウンやブラックなどのダーク系のお色を合わせることが多いです。足元にダーク系のお色を持ってくることで、全体的にしまった印象になります。また、ブラックだと、袴やお着物のお色の邪魔にならないので、どんなものにも合わせやすいというメリットもあります。ブーツ丈は、袴を着用した時に、袴の裾から素足が見えないような丈のものが良いでしょう。その方が見た目にも美しいですし、防寒にもなります。ブーツのデザインについては、ご自分の好みのものでよいですが、お紐のあるデザインを選ばれる方が多いようです。
セルフィットのセットプランには草履も含まれていますが、ご希望に合わせてブーツへの変更も可能です。ぜひブーツを合わせてみたいという方も、今は草履にしようかブーツにしようか迷っているという方も、どうぞお気軽にご相談してくださいね。”