コラム
2017年3月6日
背もたれに甘えず綺麗に座る!
“袴を着用した時に意識したいことは、背筋をきれいに伸ばすということです。袴を着用した時には、その物珍しさから人が注目することも多いです。着用する方もそれを意識しているので、立ち姿の時には、比較的背筋を伸ばすことを意識している人も少なくありません。しかし、その姿勢を維持していると、体に無理な力が入り、疲れることもよくあるのです。袴を着用して式典に出ることもありますが、立ち姿で疲れてしまうので、座ったら背もたれにすがって、ついつい力を抜いてしまうということもよくあるのです。
せっかくの袴姿。背もたれにすがって座ると、姿勢が崩れます。また袴のラインも不自然に崩れてしまうので、格好悪く見えることが少なくありません。そのため袴姿の時には、座っても背もたれに甘えず、綺麗に座るということを意識しておきましょう。
ずっと背筋をピン!を守っていると、当然疲れてきますよね。そんな疲れたなと思った時には、少し深呼吸をして背筋を伸ばすことを心がける、そして顎は少し引き前を見る、手は膝の上に両手をそろえておくということを意識しておくだけで、きれいな座り姿を作ることができます。座っている時も誰かに見られているということを意識しておくといいですね。”