コラム
2017年4月2日
袴で行動するときに失敗しないためのコツ
慣れない袴姿は、着心地が良いとは必ずしも言えません。どちらかというと窮屈で動きにくいという印象を持つのではないでしょうか。
しかし人生の節目に袴姿になることで気持ちが引き締まるため、晴れの日に袴を着たいと熱望する女性は少なくないのです。では慣れない袴でも、行動する時に失敗しないためのコツはあるのでしょうか。
そのコツの一つが、履物を選択することです。袴着用時には草履でもブーツでも好きな方を選ぶことができます。草履は履きなれていないと痛みなどが出てきて、長時間の着用が難しいため、ブーツを選択するとよいでしょう。足袋ではなく、靴下やタイツを履くことができますし、足元を気にせず胸を張って歩くことが出来るのでおすすめです。
次のコツは、袴のプリーツを意識して行動することです。袴には必ず前後にプリーツがあります。立っている時には、凛としたまっすぐなラインを作ってくれますし、座った時には、やや広がるので、かわいさのある姿を演出してくれます。そのプリーツがよれてしまったり皺が入ると、見た目の印象が格好悪くなることも…。そのため座る時も後ろのプリーツの部分を押えながら座るといいでしょう。
また帯の辺りに強い力が加わると着くずれの原因になります。そのため、座った時に帯の辺りに余裕を持たせること。そして階段などでは裾を踏まないように気を付けることが大切です。