コラム
2017年4月20日
泣いても大丈夫、装いに合わせたハンカチ
人生の節目々々の冠婚葬祭、涙は付き物です。せっかくフォーマルな装いをしたのなら、ハンカチにも気を配りたいもの。礼装にふさわしいハンカチとは、どんなものでしょうか?
■礼装用のハンカチとは
基本は「白」が基調となります。不祝儀の場合はシンプルな白のハンカチが良いですが、祝儀の場合は少し華やかなものがおススメです。レース等縁取りのあるハンカチが定番とも言えます。
■昔から人気の「スワトウ」ハンカチ
中国広東省東部の汕頭(スワトウ)市が発祥の超高級品が、スワトウ刺繍の施されたハンカチです。ヨーロッパ刺繍の技術と中国の感性が融合した傑作の一つと言われています。ほとんどのものが麻を中心に作られているので、薄い生地にも係らず、吸水性が良く使いやすいのが特徴。お値段は張りますが、機会があれば是非揃えておきたいハンカチなのです。
■最近人気急上昇しているのは
レース縁取りのミニタオルの人気が高まっています。確かにタオル地であれば、吸水性も良いしシワにもなりにくいですよね。ただし、カジュアル感は避けられませんから、使う時は柄にも注意しましょう。
改まった席では、TPOが要求されます。白いお洒落なハンカチとは別に実用的なハンカチも用意しておき、使い分けることをおススメします。ただしフォーマルバッグは小さいので、大きなハンカチは入りませんから、ご注意下さい。