コラム
2017年4月22日
緊急事態!袴で困った時にあると便利な小物あれこれ
近年卒業式の定番となってきたのが「レンタル袴」です。何度も着るものではありませんから、レンタルは便利ですが、いざ着ようとしたらトラブルもあります。
一番困るのが、袴丈が短いこと。レンタルで届いた袴が短かったら・・・緊急事態の対処方をご紹介いたします。
袴丈が短いと感じた時は、まず自分の足袋をチェックしましょう。足袋には「こはぜ」という金具が付いています。こはぜが4枚の足袋が一般的ですが、5枚のこはぜの足袋もあり、こちらの方が4枚のものよりも足首まで覆うようになっているのです。その差は2㎝前後ですから「ほんのちょっと足首が見えてしまう」という時は、5枚こはぜの足袋に変えるだけでも対処できます。(当店のプレゼント足袋はストレッチ足袋です)
バランスは多少崩れてしまいますが、帯の巻く位置をほんの少し低くしたり、通常1~3cmくらいの帯び出し幅を多く出したりで調整すると良いでしょう。
気分を変えて草履からブーツにしたり、柄タイツにパンプスでアレンジするのも良いでしょう。
袴の長さは、みぞおちの5㎝下から草履ならくるぶしまで、ブーツならくるぶしの上までと言われています。レンタル袴が届いたら、まずは長さをチェックしてみましょう。短いと感じたら、便利小物を試してみて下さいね。