コラム
2017年6月25日
袴のサイズはどう測るの?
卒業式に着ることが増えてきた女子袴ですが、実はサイズを測るのが意外と難しいものなのです。特にレンタルの場合は、ご自分のサイズを測り間違えると大変なことになってしまう場合もありますよね。まずは、袴のサイズを測るポイントをお知らせしましょう。
■袴はどこから測りますか?
弓道や剣道といったスポーツで使う袴は、女子でもウエストの位置に紐を縛ります。そうすることで動きやすくなるからです。でも卒業式等で履く袴は、もう少し上に結ぶことが普通。具体的には、若い方が袴を身に付ける場合は、アンダーバストの下を目安にすると良いでしょう。アンダーバストの位置が袴下帯となり、そこから指一本分(約1.5㎝)下から測ると言った方が分かりやすいかも知れません。この袴の位置が下になると、老けた印象になりますから注意して下さい。
■どこまでの長さを測る?
草履を履く場合は、くるぶしの真中が良いでしょう。同じ袴でもブーツを履く場合は、草履の時よりも1~2㎝短くした方がスッキリまとまります。またブーツのヒールの高さにも注意が必要です。5㎝程度と言われる中ヒールが、見た目も良いし式典の間も疲れにくいと言われています。
着物はおはしょりなどで長さを合わせられますが、袴の長さ調整は難しいものです。後悔のないようにキチンとサイズを測りましょう。またレンタルの際は、サイズ豊富なショップを選ぶことをおすすめします。