コラム
2016年8月10日
袴のコーディネート術
袴を選ぶのに苦労した事はありませんか?
今は着物の色も柄も様々なものがあるので迷ってしまいますよね。上の着物と下の袴の雰囲気がバラバラだと、全体的にちぐはぐとした印象になってしまいます。そこで着物と袴のコーディネートについて考えてみたいと思います。
正直な話、柄は自分の好きな物で問題ないと思います。問題は色です。色さえしっかり選べば、全体的にもそれなりにまとまって見えるものです。基本的な事ですが上の着物が明るい色の場合、下の袴は暗めの色にするのがオススメです。どちらも明るい色だと少しぼやけた印象になってしまいます。逆も同じです。上を暗めの色にするなら、下は明るい色の方が良いでしょう。袴にも白や淡い色がいくつかあるので、上手に組み合わせてみて下さい。
上下の色の組み合わせには、以下の様なものがあります。
1、同系色で纏める。
例えば、上は淡い桃色の着物で下は渋めの赤色の袴。上は暗めの紫色の着物で下は少し明るめの青色の袴、など近い色で纏める方法です。上下の色の明暗は自由です。全体的にグラデーションを意識すると綺麗に纏まるかと思います。
2、補色(反対色)で纏める。
例えば、上は赤色の着物下は緑色の袴、など補色で纏めると全体的にはっきりした印象になります。ただし補色で纏める場合、上下の明るさは揃えて下さい。色の強さが違うとアンバランになってしまいます。参考にしてみて下さい。