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コラム

女性袴の歴史は明治以降の伝統

2016年8月14日

女性袴の歴史は明治以降の伝統

今や袴と言えば、卒業式などで女生徒、女学生や女教師などが着用する機会が多く、どちらかと言うと女性の衣装というイメージを持っている人が多いかもしれません。

しかしながら、歴史的に見れば、袴は長年の間、男性専用の衣装であり、女性が着るようになったのは明治以降と、大きな意味では最近の出来事と言えます。

さて、男性用だった袴を女性が袴を着るようになった理由ですが、明治時代中期から女性が社会に進出したり、女学校に進学するようになって、その際に動きやすい衣装が無かったことで、和服の代替品として袴を用いるようになったためと言われています。
しかしながら、そのブームは、「袴は男性の衣装。女性の衣装は着物」という従来の価値観から一度下火になってしまいます。
ただ、明治の後期になると、女学校の制服に採用されるなど、女学生=女子袴という構図が出来上がり、再び女性袴の時代が訪れ、それが昭和の初期まで続きました。
その後は、戦後も含め女子袴の時代は終わり、セーラー服などの洋服に女学生の制服も取って代わられてしまいました。それでも卒業式だけは、袴を着用するという習慣が、ある種の伝統として残り、今に現在まで続いているという構図なのです。

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